SourceTree GitHubにpushとpullを行う(ssh接続)

SourceTreeのssh接続でGitHubにpushとpullを行うサンプルです。
(確認環境:Windows10,SourceTree 3.4.9)

目次

サンプル pushとpullとは
  1. GitHubとのssh接続の設定を行う
2.実行ユーザの設定を行う
  3.PCからGitHubに反映する(push)
  4.GitHubからPCに反映する(pull)
Pushを押してもPushできない時(対象が表示されない場合)

pushとpullとは

pushとpull

 

push(プッシュ)は、ローカルリポジトリの変更をリモートリポジトリに反映します。

pull(プル)は、リモートリポジトリの変更をローカルリポジトリに反映します。

 

1. GitHubとのssh接続の設定を行う

1-1.公開鍵と秘密鍵を作成します。

Git BashでGitHubにssh接続する手順 (Windows)
の「1.Git Bashで秘密鍵と公開鍵を作成する」を実行します。

 

1-2.公開鍵をGitHubに登録します。
アカウントのアイコンからSettingsをクリックします。

 

1-3.左側の欄のSSH and GPG keysをクリックします。

 

1-4.New SSH keyをクリックします。

 

1-5.Titleは任意の値を入力し、keyには、公開鍵のファイルを開いて中身の値をコピペし
Add SSH keyをクリックします。(例:id_rsa.pub)
公開鍵がGitHubに登録されます。

 

1-6.SourceTreeに秘密鍵を指定します。
ツールからオプションをクリック>全般タブでSSHクライアントの設定の箇所で
GitHubに登録した公開鍵と対になる秘密鍵を指定します。(例:id_rsa)

 

1-7.GitHubのURLを登録します。設定をクリックします。

 

1-8.リモートの追加ボタンをクリックします。

 

1-9.リモート名、URL/パス、ユーザ名を入力します。

URL/パスは、GitHubのSSHのURLを貼り付けます。

 

2.実行ユーザの設定を行う

2-1.ツールから認証タブに移動し追加をクリックします。

 

2-2.以下のように入力しパスワードを再読み込みをクリックします。
パスワードが求められるのでトークン(※)を指定します。

※ トークンは、ユーザアイコンのSettings > Developer settings > Tokens(classic)をクリックし
Generate new Token > Generate new Token (classic)をクリックするとトークンが表示されます。
途中ログインパスワードが必要。
トークンは画面を閉じると2度と表示されないのでコピーして保存しておきます。

 

3.PCからGitHubに反映する(push)

1.ファイルの修正

クローンしたローカルレポジトリにあるファイルtest1.txtを開きファイルを内容を修正します。
2行目を追加しました。

こんにちは123
hello123

 

2.ステージングへ登録

作業ツリーのファイルの対象のファイルを選択し、「選択をインデックスに追加」をクリックしてステージングへ登録します。

 

3.コミットを行う

左のファイルステータスをクリックしてコメントを入力しコミットボタンをクリックします。

 

4.プッシュをクリックします。

 

5.対象を確認しプッシュをクリックするとGitHubに修正したファイルが反映されます。

 

5.GitHubからPCに反映する(pull)

1.GitHubのファイルの内容を修正します。

 

2.プルをクリックします。

 

3.対象を確認してプルをクリックするとGitHub上のファイルの内容がローカルのファイルに反映されます。

 

6.Pushを押してもPushできない時(対象が表示されない場合)

1.設定完了したがプッシュを押してもできない場合です。以下のように対象が表示されません。

 

2.ツール>オプションのGitタブでGitバージョンをupdateします。
Update EmbeddedをクリックしSourceTreeを再起動します。
2.9.0から2.36.0にしたところ実行できるようになりました。

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