SourceTreeのブランチを作成しマージするサンプルです。
(確認環境:Windows10,SourceTree 3.4.9)
目次
概要 | ブランチとマージとは |
1.ブランチを作成する | |
2.ブランチをマージする |
ブランチとマージとは
ブランチ
ブランチとは、枝(branch)を意味し、本体から分岐させて管理できる機能です。
上記図のtestsbranchにコミットした内容は、本体のmasterには影響を与えません。
本体は、masterブランチと呼ばれます。
ブランチを作る、ブランチを切る等言います。
マージ
マージとは、あるブランチから他のブランチを取り込む機能です。
上記図では、masterブランチからtestbranchブランチを取り込んで(マージ)います。
マージする時に同じ行を修正していた場合は、コンフリクト(競合)が発生してマージできません。
その場合は、ファイルを手動で修正してからマージします。
1.ブランチを作成する
テスト用のブランチを新規作成します。
1.ブランチをクリックします。
2.新規ブランチの入力欄にブランチ名を入力します。
3.作成完了時の画面です。testbranchの前の丸(○)はカレントブランチ(現在のブランチ)を示しています。
2.ブランチをマージする
testbranchブランチでファイルを修正してmasterブランチにマージします。
1.ファイルの修正
ファイルをダブルクリックしてファイルを開き内容を修正します。
修正前
こんにちは
hello
修正後
こんにちは
hello
ハロー
2.ステージングへ登録
作業ツリーのファイルの対象のファイルを選択し、「選択をインデックスに追加」をクリックしてステージングへ登録します。
3.コミットを行う
左のファイルステータスをクリックしてコメントを入力しコミットボタンをクリックします。
完了後のHistoryは以下になります。
4.masterをダブルクリックしカレントブランチ(丸がつく)にします。
testbranchを右クリックし「現在のブランチにtestbranchをマージ」をクリックします。
5.OKをクリックします。
6.masterにあるファイルの内容を確認するとtestbranchで修正した内容が反映されています。
右下側のファイルの内容の3行目にハローが追加されています。
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