爬虫類と両生類の違い

目次

爬虫類と両生類の違いのまとめ

皮膚 呼吸 代表動物
爬虫類 硬いウロコ、乾燥に強い 一生肺呼吸

ヘビ、トカゲ、カメ、ワニ

両生類 薄く湿っている、乾燥に弱い 幼生はエラ、成体は肺+皮膚呼吸

カエル、イモリ、サンショウウオ

爬虫類:乾燥に強く、一生陸上で生活できる動物。

両生類:一時期を水中で過ごし、水辺に依存する動物。

魚類 → 両生類 → 爬虫類 → 鳥類・哺乳類という進化をしました。

爬虫類とは

体の特徴

皮膚は硬いウロコで覆われ、乾燥に強い。

外皮から水分が逃げにくい。

呼吸

一生を通じて肺呼吸。

繁殖

陸上で卵を産む(殻のある卵=羊膜卵)。

多くは水中を必要とせず、陸上で生活可能。

代表例

ヘビ、トカゲ、カメ、ワニ

両生類とは

体の特徴

皮膚は薄く湿っており、水分や酸素を通す。

乾燥に弱い。

呼吸

幼生(オタマジャクシなど)はエラ呼吸。

成体になると肺呼吸+皮膚呼吸を併用。

繁殖

水中に卵を産み(ゼリー状の卵)、幼生は水中で成長。

代表例

カエル、イモリ、サンショウウオ

エラ呼吸とは

水中の酸素を取り込み、二酸化炭素を排出します。
水中専用の呼吸法で、空気中では機能しません。

皮膚呼吸とは

皮膚の表面から直接酸素を取り込み、二酸化炭素を排出します。
皮膚が湿っていることが必須です。

関連の記事

△上に戻る