PowerShell フォルダの存在/移動/コピー/削除

PowerShellのフォルダを操作するサンプルです。

目次

フォルダ操作 フォルダの存在確認(Test-Path)
  フォルダをコピーする(Copy-Item)
  フォルダを移動する(Move-Item)
  フォルダ名を変更する(Rename-Item)
  空フォルダを作成する(New-Item)
  フォルダを削除する(Remove-Item)
  作成日時を取得(CreationTime)
更新日時を取得(LastWriteTime)

フォルダの存在確認(Test-Path)

Test-Path パス

フォルダが存在する場合はtrue、存在しない場合はfalseを返します。

$path = "D:\Test1"

if (Test-Path $path){
	Write-Host ("存在します") # 表示される
}

 

フォルダをコピーする(Copy-Item)

Copy-Item コピー元パス コピー先パス [-Force] [-Recurse]

-Forceはコピー先のフォルダが存在していてもエラーになりません。
-Recurseはファイルとサブフォルダもコピーします。

Copy-Item D:\Test2 D:\Test5

D:Test5がない場合、D:Test5フォルダが作成されます(中身は空)。
D:Test5がある場合、D:Test5\Test2フォルダが作成されます(中身は空)。

 

以下は、Test2配下のサブフォルダとファイルもコピーされます。

Copy-Item D:\Test2 D:\Test5 -Recurse

 

フォルダを移動する(Move-Item)

Move-Item 移動元パス 移動先パス [-Force]

移動元フォルダが存在しない場合エラーになります。
移動元フォルダ内にサブフォルダ、ファイルが有る場合それも移動します。
-Forceがある場合、移動先にフォルダが存在してもエラーにならず上書きします。

Move-Item D:\Test1\sub1 D:\Test2\sub1 -Force

 

フォルダ名を変更する(Rename-Item)

Rename-Item 変更前のパス 変更後フォルダ名

Rename-Itemはフォルダ名を変更します。

Rename-Item D:\Test1\sub1 sub2

 

空フォルダを作成する(New-Item)

New-Item 作成するパス -type directory

New-Itemで空フォルダを作成します。

New-Item D:\Test3\sub1 -type directory

D:Test3フォルダがありsub1フォルダがない場合は、sub1フォルダが作成されます。
D:Test3フォルダがない場合は、Test3フォルダとsub1フォルダが作成されます。

 

フォルダを削除する(Remove-Item)

Remove-Item D:\Test1\sub1 [-Recurse]

削除対象のフォルダが存在しない場合はエラーになります。
フォルダ配下にサブフォルダ、ファイルが有る場合で、-Recurseをつけずにフォルダを削除した場合警告が表示されます。

Remove-Item D:\Test1\sub1

 

作成日時を取得(CreationTime)

(Get-Item フォルダパス).CreationTime

2021年6月20日 0:34:18のように表示されます。

(Get-Item D:\Test1).CreationTime

 

更新日時を取得(LastWriteTime)

(Get-Item フォルダパス).LastWriteTime

2022年4月17日 14:02:12のように表示されます。

(Get-Item D:\Test1).LastWriteTime

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