Oracle NVLとNVL2のサンプル

目次

サンプル NULLの場合に文字列を指定する(NVL)
  NULLとNULLでない場合の両方で文字列を指定する(NVL2)

NULLの場合に文字列を指定する(NVL)

NVL(対象の値, NULLの時に表示する文字列)
  • 対象の値がNULLのときは、2つめの引数の文字列に変換します。

NVLの使用例

次のテーブルがあるとします。

employeeテーブル
id name romaji
1 鈴木 suzuki
2   yasuda
3 佐藤 sato

SQL文

上記テーブルのname列に対してnvlを使用します。

select NVL(name,'空白です') from employee;

1行目は、NVLを指定しています。

結果

結果は、以下のとおりです。

name
鈴木
空白です
佐藤

nvlは、項目の値がnullのとき別の文字に変換します。

 

NULLとNULLでない場合の両方で文字列を指定する(NVL2)

NVL2(対象の値, NULLではない時に表示する文字列, NULLの時に表示する文字列)
  • 対象の値がNULLの時は、3つめの引数の文字列に変換します。
  • 対象の値がNULLではない時は、2つめの引数の文字列に変換します。

NVL2の使用例

次のテーブルがあるとします。

employeeテーブル
id name romaji
1 鈴木 suzuki
2   yasuda
3 佐藤 sato

SQL文

上記テーブルのname列に対してnvl2を使用します。

select NVL2(name,'ok','空白です') from employee;

結果

結果は、以下のとおりです。

name
ok
空白です
ok

nvlは、項目の値がnullのとき別の文字に変換します。

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