JP1のジョブネット内の一部のジョブを手動で実行するサンプルです。
目次
サンプル | 目的 |
ジョブネットを保留で実行登録する | |
対象のジョブを実行中止にする | |
ジョブネットの保留を解除して実行する |
ユーザはadministrator権限のあるjp1adminで操作しています。
目的
1.JP1のジョブネット内の一部のジョブのみ実行します。
test-job1とtest-job2は実行しません。
test-job3とtest-job4は実行します。
ジョブネットを保留で実行登録する
1.最初はジョブネットが未登録の状態です。
2.機能メニューで「実行登録」を選択しジョブネットを右クリックして実行登録をクリックします。
3.「登録方法」は「即時実行」で「保留」は「する」にチェックを入れます。
4.ジョブネットの状態が保留中になります。※保留中の色は設定で変更できます。
対象のジョブを実行中止にする
1.機能メニューで「ステータス監視」を選択しジョブネットを右クリックし「ジョブネットモニタ」>「状態」をクリックします。
2.以下のように「先行終了待ち」になっています。
3.ジョブを右クリックして「計画一時変更」>「実行中止」をクリックします。
test-job1とtest-job2に対して行います。
4.以下のように状態が未計画になります。
5.ジョブの詳細の「計画一時変更」を見るとtest-job1は「あり(実行中止)」、test-job3は「なし」になっています。確認が終了したら右上のバツのアイコンをクリックして閉じます。
ジョブネットの保留を解除して実行する
1.機能メニューで「ステータス監視」を選択し中央の「表示」ボタンを押して下の枠にジョブネットを表示します。
下の表示されたジョブネットを右クリックし「保留属性変更」>「保留解除」をクリックします。
2.ジョブが実行中になります。
3.処理が正常終了したら中央の「表示」ボタンを押して下の枠のジョブネットをWクリックします。
4.結果を確認すると実行中止にしていないジョブのみ実行されています。
関連の記事