Javaのプロパティファイルの値を取得するサンプルです。
ファイルの拡張子は、propertiesです。(確認環境:Eclipse 4.8)
目次
サンプル | プロパティファイルとは |
プロパティファイルを作成する | |
値を設定する | |
値を取得する |
プロパティファイルとは
プロパティファイルは、キーと値を持つファイルです。
上記図では、test1とtest2がキーで、イコール(=)より右が値です。
コメントは、#を使用します。
使い方としてコードからキーを指定して値を取得します。
ファイルの拡張子は、propertiesです。
プロパティファイルを作成する
1.「新規」→「その他」をクリックします。
2.「ファイル」を選択して次へをクリックします。
3.ファイル名を入力します。拡張子をproperties(test1.properties)にします。
値を設定する
1.以下の場所にあるtest1.propertiesファイルを修正します。
2.テキストエディターでkeyとvalueをセットします。
#comment
test1=12345
test2=test\u3067\u3059
1行目は、コメントです。
2行目は、keyがtest1で、valueが12345です。
3行目のvalueは、「testです」と入力しています。
日本語を入力すると上記の文字に自動で変換されます。Unicodeエスケープ形式です。
Unicodeエスケープ形式のファイルを日本語で見る場合
.propertiesファイルを右クリックして「次で開く」→「プロパティーエディター」がある場合、開くと日本語で更新できます。
プロパティーエディターが表示されない場合、プラグインを設定することで日本語表示できます。
値を取得する
public String getProperty(String key) |
上記で設定した値をPropertiesクラスのgetPropertyメソッドで値を取得します。
package test1;
import java.io.FileInputStream;
import java.io.FileNotFoundException;
import java.io.IOException;
import java.util.Properties;
public class Test1 {
public static void main(String[] args) {
Properties properties = new Properties();
String file1 = "./test1.properties";
try {
FileInputStream fis = new FileInputStream(file1);
try {
properties.load(fis);
String a = properties.getProperty("test1");
System.out.println(a); // 12345
String b = properties.getProperty("test2");
System.out.println(b); // testです
} catch (IOException e) {
e.printStackTrace();
}
} catch (FileNotFoundException e) {
e.printStackTrace();
}
}
}
16,19行目は、引数にtest1.propertiesにあるkeyを指定し、そのkeyに対応するvalueを取得します。
関連の記事