Googleシート IF関数でセルを判定して丸とバツを表示

GoogleシートのIF関数でセルの値を判定して丸とバツを表示するサンプルです。
IF関数は、2つのデータを比較して一致しているかでよく使用します。

目次

サンプル IF関数でセルの値を判定して丸とバツを表示する
  IF関数でAND条件を使用する AかつB
  IF関数でOR条件を使用する AまたはB
  IF関数を入れ子で使う 判定結果が3つのとき
  等号と不等号

IF関数でセルの値を判定して丸とバツを表示する

=IF(条件,"真のとき","偽のとき")
  • IF関数は、条件が真(true)の場合、真のときの処理が実行されます。
  • 条件が偽(false)の場合、偽のときの処理が実行されます。

IF関数でセルの値を判定して丸とバツを表示するサンプルです。

C2のセルに以下の式を入力します。

=IF(B2>80,"○","☓") 

B2の値が80より大きい場合は、C2に丸(○)を表示し(true)、そうでない場合はバツ(☓)を表示します(false)。

上記入力後、C2のセルの右下角をクリックしてC4まで引っ張ると以下のようになります。

80より大きい場合は丸(○)が表示され、そうでない場合はバツ(☓)が表示されます。

 

IF関数でAND条件を使用する AかつB

=IF(AND(条件1,条件2),"真のとき","偽のとき")
  • 条件1と条件2が真(true)の場合、真のときが実行されます。AND条件になります。
  • 条件1または条件2が偽(false)の場合、偽のときが実行されます。

IF関数でAND条件を使用するサンプルです。

D2のセルに以下の式を入力します。

=IF(AND(B2>80,C2>80),"○","☓")

B2の値が80より大きい、かつ、C2の値が80より大きい場合は、D2に丸(○)を表示し(true)、そうでない場合はバツ(☓)を表示します(false)。

上記入力後、D2のセルの右下角をクリックしてC4まで引っ張ると以下のようになります。

B2とC2の値が80より大きい場合は丸(○)が表示され、そうでない場合はバツ(☓)が表示されます。

補足

IF関数を入れ子にして以下のように書くこともできます。

=IF(B2>80,IF(C2>80,"○","☓"),"☓")

 

IF関数でOR条件を使用する AまたはB

=IF(OR(条件1,条件2),"真のとき","偽のとき")
  • 条件1または条件2が真(true)の場合、真のときが実行されます。OR条件になります。
  • 条件1と条件2が偽(false)の場合、偽のときが実行されます。

IF関数でOR条件を使用するサンプルです。

 

D2のセルに以下の式を入力します。

=IF(OR(B2>80,C2>80),"○","☓") 

B2の値が80より大きい、または、C2の値が80より大きい場合は、D2に丸(○)を表示し(true)、そうでない場合はバツ(☓)を表示します(false)。

上記入力後、D2のセルの右下角をクリックしてC4まで引っ張ると以下のようになります。

補足

IF関数を入れ子にして以下のように書くこともできます。

=IF(B2>80,"○",IF(C2>80,"○","☓")) 

 

IF関数を入れ子で使う 判定結果が3つのとき

=IF(条件,"真のとき",IF(条件,"真のとき","偽のとき")
  • 条件が真(true)の場合、真のときの処理が実行されます。
  • 条件が偽(false)の場合、2つめのIF関数の条件で判定され、真のときまたは偽のときの処理が実行されます。

IF関数を入れ子で使うサンプルです。

C2のセルに以下の式を入力します。

=IF(B2>80,"○",IF(B2>60,"△","☓")) 

B2の値が80より大きい場合は、C2に丸(○)を表示します。
B2の値が60より大きい場合は、C2に三角(△)を表示します。
そうでない場合はバツ(☓)を表示します。

上記入力後、C2のセルの右下角をクリックしてC4まで引っ張ると以下のようになります。

 

等号と不等号

関数で使用する等号と不等号の例です。

説明
>=100 100以上
<=100 100以下
>100 100より大きい
<100 100より小さい
=100 100である
<>100 100でない

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