Windowsのwsfファイル hello worldと実行

windowsのwsfファイルのサンプルです。
wsfは、Windows Script Fileの略です。

目次

サンプル hello worldのサンプル
  wsfファイルを実行する
  外部のvbsファイルを取り込んで実行する

hello worldのサンプル

<job>
<script language="vbscript">

	WScript.Echo("Hello, World")

</script>
</job>

1,2,6,7行目のjobとscriptのタグは必須です。
4行目は、文字列を出力します。

 

wsfファイルを実行する

test1.wsfファイルを実行する場合、cscriptを使用します。

cscript test1.wsf

cscriptは、スクリプトファイルを実行するコマンドです。
2行目に実行環境のWindows Script Host(WSH)の名称があります。

 

wsfファイル実行時にバージョンとcopyrightを出さない

cscript /Nologo test1.wsf

cscriptのオプションとして/Nologoをつけます。

 

外部のvbsファイルを取り込んで実行する

外部のvbsファイルをwsfファイルに取り込んで実行するサンプルです。

呼び出し元のファイル test1.wsf

<job>
<script language="vbscript" src="D:\Test1\vbtest.vbs"/>
<script language="vbscript">

	WScript.Echo(calc(1,2)) ' 3が出力される
	call calc(1,2)
	
</script>
</job>

2行目は、vbsファイルを読み込みます。
5行目は、2行目のvbsファイルにあるFunctionを実行し戻り値を出力します。
6行目のようにcallで呼び出すこともできます。

 

呼び出し先のファイル vbtest.vbs

'vbsファイル
WScript.Echo("vbsサンプル")

Function calc(num1,num2)
	calc = num1 + num2
End Function

上記wsfファイルから読み込まれると2行目の文字列が出力されます。
4~6行目はFunctionです。引数を受け取り、戻り値を返します。

以下はcscriptでtest1.wsfを実行した結果です。

cscript /Nologo test1.wsf

vbsファイルにある文字列が出力された後、wsfファイルからvbsのfunctionが実行されます。

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