Windows コマンドプロンプトのコマンド一覧

WindowsのWindows コマンドプロンプトのコマンド一覧です。

目次

コマンド コマンドプロンプトの起動方法
ファイル/ディレクトリ関連
  path/年月日/OS関連
  ネットワーク関連
環境変数

コマンドプロンプトの起動方法

Windowsキー + s を押しcmdと入力してエンタキーを押します。

管理者権限で起動する場合は、

「スタートメニュー」→「Windows システムツール」→「コマンドプロンプト」
右クリックして、「その他」→「管理者として実行」をクリックします。

コマンドプロンプトでのコピー方法

対象の文字列を選択して、右クリックまたはctrl + c を押します。

 

ファイル/ディレクトリ関連

操作 説明
フォルダを移動する
(cd)
(現フォルダがhomeで、homeの配下にtest1フォルダがある場合)
cd test1
→/homeから/home/test1に移動する
cd ..
→/home/test1から/homeに移動する
現在のフォルダの位置を表示する
(cd)
cd
→cdのみを入力すると現在の位置が表示されます。
d:\work 等が表示される
ドライブを移動する
(ドライブ名:)
ドライブ名:
→CドライブからDドライブに移動するときは、
D:と入力する
ファイルの内容を表示する
(type)
type test1.txt
→ test1.txtの内容を表示する
ファイルの内容を表示する
(more)
more test1.txt
→ test1.txtの内容を表示する
ファイルの容量が大きいときに使用する
スペースで1行表示し、エンターで1ページ表示する
ファイルの中の文字列を検索する
(find)
find "aaa" test1.txt
→test1.txtに文字列のaaaを検索しaaaを含む行を表示する。検索した文字列が複数行にあった場合は複数行表示される。
ファイルの内容を行単位でソートして表示
(sort)
sort test1.txt
→test1.txtファイルの内容が行単位で昇順にソートされて表示される。
sort /R test1.txtとした場合は降順になる。
2つのファイルを比較する
(fc /n)
fc /n test1.txt test2.txt
→test1.txtファイルとtest2.txtファイルを比較し差異がある近辺を表示する
/nは行番号を表示します
2つのファイルを比較する
(comp)
comp test1.txt test2.txt
→test1.txtファイルとtest2.txtファイルを比較する。
ファイル内容が同じか異なっているかを返します。
フォルダとファイルの一覧を表示する
(dir)
dir
→フォルダとファイルの一覧を表示する
フォルダは<DIR>と表示される
フォルダ名とファイル名を横並びに表示する(dir /d) dir /d
→名称が横並びに表示される
更新日時の昇順で表示する
(dir /O:d)
dir /O:d
→Oはorderで、dはdateです。nであればnameで名前順です。dir /O:n
更新日時の降順で表示する
(dir /O-d)
dir /O-d
→Oはorderで、dはdateで、-は降順です。
ファイルをコピーする
(copy)
copy test1.txt test3.txt
→test1.txtファイルをコピーしてtest3.txtを作成する
copy dir1\* dir2
→dir1フォルダ内の全てのファイルをdir2フォルダにコピーする
フォルダをコピーする(コピー先が存在しない場合)(xcopy /I) dir1フォルダが存在し、dir2フォルダが存在しない場合
xcopy /I dir1 dir2
→ dir1をdir2という名前でフォルダごとコピーする
フォルダをコピーする(コピー先が存在する場合)(xcopy /Y) dir1フォルダとdir2フォルダが存在する場合
xcopy /Y  dir1 dir2
→ dir1内のファイルをdir2内にコピーする
/Yは上書きの確認メッセージを表示しません
ファイルを移動する
(move)
move  test1.txt dir1
→test1.txtファイルをdir1フォルダに移動する
move  dir1\* dir2
→dir1フォルダ内の全てのファイルをdir2フォルダに移動する
フォルダを移動する
(move)
move  dir1 dir2
→dir1フォルダをdir2フォルダ配下に移動する
dir2\dir1になる
ファイル名を変更する
(ren)
ren test1.txt test10.txt
→ファイル名をtest1からtest10に変更する
フォルダ名を変更する
(ren)
ren dir1 dir10
→フォルダ名をdir1からdir10に変更する
フォルダを作成する
(mkdir)
mkdir dir5
→dir5フォルダを作成する
フォルダを削除する
(rmdir)
rmdir dir5
→dir5フォルダを削除する
ファイルを削除する
(del)
del test1.txt
→test1.txtファイルを削除する
現ディレクトリに指定のファイルがあるか確認する(where) where test1.txt
→存在する場合、D:\Test1\test1.txt 等表示される
pathに登録されているファイルの場所を表示する(where) where java
→C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_211\bin\java.exe等表示される
指定の場所にファイルがあるか確認する(where) where /r D:\Test1 test1.txt
→D:Test1にtest1.txtがあるか確認する
存在する場合、D:\Test1\test1.txt等表示される
配下のフォルダも対象になる
ファイルやフォルダをツリー形式で表示(tree) tree
→ツリー形式で表示 ctrl + c で停止

path/年月日/OS関連

操作 説明
パスを表示する(path) path
→1行に全てのパスが表示される
1つのパスにつき1行で表示する(path) echo %PATH:;=&echo.%
→1つのパスにつき1行で表示される
環境変数を表示する(set) set
→環境変数が1行ずつ表示される
指定の環境変数を表示する(%) echo %JAVA_HOME%
→D:\jdk-11.0.2等のJAVA_HOMEの値が表示される
環境変数名を%で括り、echoで値を表示します。
現在の年月日を表示する(date) date /t
→2020/09/23等表示される
現在の時刻を表示する(time) time /t
→ 08:10等表示される
現在の日時を表示する(date+time) echo %date% %time%
→2020/09/23 8:10:53.03等表示される
OSのバージョンを表示する
(ver)
ver
→Microsoft Windows [Version 10.0.18363.1082] 等表示される
ログインユーザーを表示する
(whoami)
whoami
→desktop-batykas8\testuser 等表示される
ボリュームシリアル番号を表示する
(vol)
vol
→F93D-5AB0等表示される
コマンドプロンプトの文字コードを表示(chcp) chcp
→現在のコード ページ: 932等表示される
システム情報を表示する
(systeminfo)
systeminfo
→OSのバージョン等表示される
※注 約80行表示されました
コンピュータ名を表示する
(hostname)
hostname
→DESKTOP-123等表示される
コマンドプロンプトの画面をクリアする(cls) cls
→画面がクリアされる
コマンド履歴を表示する(doskey) doskey /h
→入力したコマンドが一覧で表示される
コマンドの一覧を表示(help) help
→コマンドの一覧が表示される
コマンドのヘルプを表示(help) help コマンド
→help cd 
cdのオプションや解説が表示される
コマンドをキャンセルする
(Ctrl + c)
Ctrl + c
→キャンセルする
コマンドプロンプトを終了する(exit) exit
→コマンドプロンプトの画面が閉じる

ネットワーク関連

操作 説明
IPアドレスを表示する
(ipconfig)
ipconfig
→IPアドレス(192.168.64.130等)が表示される
サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ
IPアドレスを表示+詳細情報
(ipconfig /all)
ipconfig /all
→IPアドレスとホスト名他詳細な情報まで表示される
サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、ホスト名、MACアドレス(物理アドレス)、DHCP情報、DNS、
MACアドレスを表示する
(getmac)
getmac
→物理アドレス等が表示される
ARPテーブルを表示する
(arp -a)
arp -a
→ARPテーブルが表示される
IPアドレスとMACアドレスの組み合わせ
使用中のポートを表示する
(netstat)
netstat
→対象全て表示されます。ホスト名を取得するため時間がかかる場合があります。
使用中のポートを表示する
(netstat -n)
netstat -n
→対象全て表示されます。ホスト名は取得せずIPアドレスで表示します。
使用中のポートを表示する
(netstat -a)
netstat -a
→対象全て表示されます。待ち受けのポートも表示します。
netstatのオプションを確認する
(netstat /?)
netstat /?
→オプションとその説明が表示されます。
DNSに問い合わせる
(nslookup)
nslookup
→ドメイン名からIPアドレス、またはIPアドレスからドメイン名を取得できます。
ネットワークが繋がっているか確認する
(ping)
ping IPアドレス
→ping 192.168.1.1等で疎通確認する
ネットワークの経路を表示する
(tracert)
tracert IPアドレス/ドメイン名

環境変数

設定されている環境変数は、setコマンドで確認できます。

名称 説明
 %COMPUTERNAME% コンピュータ名を表示
echo %COMPUTERNAME%
→DESKTOP-123等表示される
%ProgramFiles% echo %ProgramFiles%
C:\Program Filesが表示される
%ProgramFiles(x86)% echo %ProgramFiles(x86)%
C:\Program Files (x86)が表示される
%USERNAME% echo %USERNAME%
ユーザ名が表示される

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Windows10「ファイル名を指定して実行」のコマンドの一覧

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